歯研ギヤシリーズとは

半導体製造装置などメカトロ分野並びに精密機器、工作機械の精密な動きを必要とする
ところに、“使いやすい精密歯車” です。

歯研ギヤシリーズのラインナップ

平歯車

歯研平歯車の特徴

  1. 歯車精度等級及び仕様
    SG シリーズ : JIS B 1702-1(ISO) 5 級の高精度な歯研平歯車です。
    SGR シリーズ : JIS B 1702-1(ISO)  6級の歯研平歯車エコノミーシリーズです。
  2. モジュールサイズ
    サイズはモジュール m0.5 より m3.0 までの 7 サイズで豊富に品揃えしております。
  3. 材質及び熱処理 ( 穴、ハブ、部の追加工が可能です )
    SG シリーズ : 材質は SCM435、440 を用い、歯部高周波焼入れ(HRc 49 ~ 55)です。
    SGR シリーズ : 材質は S45C を用い、歯部高周波焼入れ(HRc 50 ~ 56)です。
  4. 歯面以外の研削仕上げ部
    SG シリーズ : 穴、外周、側面、ハブ側面、を研削仕上げしております。
    SGR シリーズ : 穴、を研削仕上げしております。
  5. 両軸タイプ(ピニオン)も揃えております。(SG シリーズのみ)

歯研平歯車の追加工時のご注意

KG 歯研平歯車は、なるべく穴を追加工しないでご利用下さい。追加工をしますと、歯車の精度が下がる事があります。
但しご利用の際、追加工が必要となりましたら次項にご注意下さい。

歯研平歯車の穴の追加工のご注意

  1. 必ず生づめスクロールチャックを用いて チャッキングした商品の穴面から芯出しをして下さい。
  2. 図のようにチャッキングすれば 外周と側面が研削面となっておりますので 容易に芯が出せます。
  3. 外径の小さい(小歯数)歯車は、穴面も焼き入れの影響で硬化しており、切削性が悪くなりますのでご注意下さい。
  4. 追加工による最大加工径は ハブ径の 60-70% を目安として下さい 。

傘歯車

歯研傘歯車の特徴

歯研スパイラルマイタギヤ
歯研スパイラルベベルギヤ

JIS B 1704 1 級以上の精度に仕上げた高精度スパイラルベベルギヤです。

  • 高精度な歯車仕様
    歯車精度は、歯面研削仕上げのJIS B 1704 1 級以上となります。
    モジュールサイズはm = 1.5、2.0、2.5、3.0 よりお選びいただけます。
    歯数比は、u=1:1、1:1.5、1:2、1:3(m=3.0 は、u=1:1 のみ)よりお選びいただけます。
    バックラッシ量は30 μ以下の設定が可能です。
  • 高速運転に最適
    歯切品と比較して高速回転が可能で静粛性にも富んでおります。
  • 高強度仕様
    歯部高周波焼入れ後、歯部に研磨加工を施し、高精度に仕上げております。そのため、歯切品と比較して曲げ強度、歯面強さが20%以上向上しております。
  • 高精度にカスタマイズ
    お客様での追加工時の精度維持と加工性を重視し、ハブ外周及び歯先外周は研磨加工仕上げを施しております(歯先外周は、軸心と平行に面取りをしてありますので、精度良くチャッキング出来ます)。

ラック

歯研ラックの特徴

メカトロ分野、工作機械および測定機器等の精密な動きを要求されるところにベスト
マッチする精密歯研ラックです。

S45C 精密歯研ラックの主な特徴
  1. 精度
    素材真直度
    最終加工精度は0.04 mm以内に仕上げております。
    素材平行度
    四面研削仕上にて0.01 mm以内に仕上げております。
    累積ピッチ誤差
    0.025 mm(200l)以内に仕上げております。
  2. アンチバックラッシギヤとしての使用
    近年アンチバックラッシ機構のニーズが増えております。歯研ラックを使用致しますとバックラッシを『0』に近づける事が出来ます。ただしこの場合は高精度の取り付けが要求されますのでご注意下さい。
  3. 素材経年変化について
    素材調質(Hs40 ~ 45)を施しておりますが、内部応力により経年変化をすることがあります。